東日本大震災の時もそうでしたが、人間、危機が降りかかると一生懸命にそれを助け合って乗り越えようとします。

人とのつながり

私も、普段だったら連絡をあまりしない人でも、ふと大丈夫かな?と思ったらメッセージを送ったりしています。こんなご時世ですから、大抵、大丈夫じゃないです。

私の仕事は、行政書士として国民と行政との架け橋になることです。
例えるなら、橋がうまくかかってなかったり、そこから落ちそうになっている人がいたら頑張って引き上げて、うまく橋を渡れるようにします。

フリーランスや、個人事業主の方々は、士業とのつながりがない人がかなり多いです。というのも、何もなければ特につながりがなくても困らないからです。自分で調べて、書類作って・・・と、できる人は問題ないのです。

でも、今は非常事態です。一人で調べられることには限界があるし、一人だけだと不安なのではありませんか。
私は個人で仕事をしていますが、友人のつながりはたくさんあります。わからないことがあったらすぐに尋ねて解決したり、どこに聞いたらいいのかという情報を得られることもあります。教えてあげることもありますので、持ちつ持たれつです。

フリーランスや個人事業主の方へのアドバイス

これを機に、士業とのつながりを持ってみてはいかがでしょうか。
と言っても、士業=お金かかるって思ってませんか?半分正解で、不正解です。

何かを依頼するのであれば、お金はかかります。
私はラインやメールへの返信など、個別の相談に至らない程度で、時間と場所が縛られない範囲での対応には特にお金を取ってません。
割とつながりやすいのではと思います。
*先生によってはメールの返信でさえもお金をいただくという方がいらっしゃいます。事務所によって方針が違うのです。

つながりを作る具体的な方法ですが、当事務所のラインアカウントをフォローするとか、メルマガ購読するとか、このブログをたまに覗く、でもいいと思います。その程度のつながりでいいので、持っておくといざという時に安心です。
つまり、SNSでつながるくらいのつながりを持つのに維持費は全くかからないということです。

SNSアカウントをまとめたページです。

個別に詳しく相談が必要だということになれば、相談料、書類作成指導や代理申請では報酬をいただきます。お金を頂いたからには、全力で対応します。

なぜ士業は高いと思われているのか

専門職はみんなそうでしょうが、勉強が常に必要です。私も結構な量の本を毎月買って、読んでます。勉強会にも行きます。同業者が所属する組織への会費もかかります。
大儲けしたいから報酬をもらうというより、いただいた報酬をもとにさらに勉強して、もっと良いサービスを提供できるようにしているというのが正しいです。
なので、お支払いただいた報酬は、回り回って当事務所のサービスの向上につながり、その恩恵はお客様にも戻ってくる、というわけです。

お医者さんでも、歯医者さんでも、なんでもいいので他の身近な専門職を考えてみてください。
新しい技術についてきちんと勉強している人に診てもらいたくないですか?
お医者さんや歯医者さんの場合は、保険診療があるので保険の範囲内であれば料金は一律ですね。
行政書士をはじめ、法務・法律サービスの場合は健康保険のような仕組みがないので、報酬は一律ではありませんし原則として自己負担になります。
そこがちょっと違いますが、いずれにしても、よく勉強し、その分野に詳しい人に依頼した方が、依頼する方も安心です。
「とにかく安く済めばいい」が好きな方はその点を考えていただきたいです。
安く買い叩いた結果、サービスの低下に繋がって困るのはお客様自身ではないでしょうか。適正な価格であるかどうかが大事です。私はライター時代、「好きなことなんだから報酬なんて安くていいでしょ」と言われたことがありますが、その考え方はちょっと違うと思います。
ライター業務も行政書士業務も結構気に入ってますけど、だから報酬なしでいいというのはおかしいです。

報酬が高いからボッタクリである、とは言えないと思います。
報酬を払うということは、持っている知識へのリスペクトであり、その人の人生の時間を買い取っているということだと考えます。
なので、私はたとえ友人相手であっても、無償で何かをお願いすることはありません。きちんと報酬をお支払します。

お客様への誠意

かかる料金がわからないと、お客様も不安だと思います。
当事務所では、必ず見積もりを出してから依頼を受けます。
相談の結果、「これ以降はお金が必要ですよ」という場合は必ずその旨を言いますので、ご安心ください。