ここ最近、小規模事業者持続化補助金の申請書の代書をすることが多いです。
持続化給付金ではなくて、持続化補助金のほうです。
どのようなことに使える補助金なのでしょうか?
小規模事業者持続化補助金は販路開拓等の経費を補助するものです
かなりざっくりいうと、
販路開拓のためのホームページを制作するための費用
製品を紹介するための展示会に出展するための費用
製品紹介のためのチラシを刷る費用
などなどに使える補助金です。
パソコンなど、あとに残ったり汎用性があるものについては使えません。
小規模事業者持続化補助金は、販路開拓などの取り組みなどについて、経費の一部を補助するというものです。
参考までに、小規模事業者持続化補助金の公募要領(一般型)には、以下のように説明されています。
小規模事業者および一定要件を満たす特定非営利活動法人(以下「小規模事業者等」とい う。)が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、 賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、小規模事業者等が取り組む販路開拓等の取 組の経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性 向上と持続的発展を図ることを目的とします。
本補助金事業は、持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者等の地道な販路 開拓等の取組(例:新たな市場への参入に向けた売り方の工夫や新たな顧客層の獲得に向け た商品の改良・開発等)や、地道な販路開拓等と併せて行う業務効率化の取組を支援するため、それに要する経費の一部を補助するものです。
併せて、事業者が事業再開に向け、業種別ガイドライン等に照らして事業を継続する上で必要最小限の感染防止対策を行う取組について補助いたします。
https://r1.jizokukahojokin.info/files/9615/9563/7426/koubo_r1_ver7.pdf
詳しくは以下のページをご覧ください。
事業計画書がポイントです!
申請書をみていただけるとわかりますが、
「事業計画書の作成が難しい!何をかいたらいいのかわからない!」
という方が多いようです。
そのような場合は、行政書士に依頼されることをおすすめします。
- 普段どのような事業をされているのか
- コロナの影響でどのように収入が減ってしまったのか
- これからどのような事業展開を考えているのか
- 今回の補助事業でどのように業務改善をしたいのか
などをヒアリングを通じて整理していき、申請書に書き起こしていきます。
事業計画書を作ると融資の時の事業計画書にも使える
事業計画を考え、整理してみること補助金申請以外にも、融資の申し込みなどにも有用です。
銀行に資金を借りに行くとき、事業計画を教えてくださいとか、書面にして出してくださいと言われることがあります。
銀行としてはどのように返済していくつもりなのかをとても気にしています(お金を貸す側としては当たり前のことですが)。
小規模事業者持続化補助金を申請するときに、一度すっきりと事業計画を整理しておくことで、融資を申し込むときにもどのように返済していくのかを説明しやすくなります。