経産省の令和2年度補正予算案に、様々な企業支援策が掲載されています。
どのように申請するのかなど詳細が決まっていない支援策もありますが、まずはざっとチェックすることをおすすめします。

経産省の補正予算案を見てみよう!

まずは、以下のページの、「PR資料」というところをクリック。すると、ざっと概要がまとまった資料が出てきます。
https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2020/hosei/index.html

個人事業主やフリーランスの方がチェックすべきは、13ページの「持続化給付金」です。

経産省のホームページよりお借りしました。

こちらを見ていただければわかりますが、「その他各種法人等」も対象に入っていますので「うち会社じゃないし」という人でも諦めるのは早いです!

新型コロナウィルス感染症の影響により、売上が前年同月比で50%以上減少している者が対象です。

給付額は以下の通りです。
前年の総売上(事業収入)ー(前年同月比▲50%の売上×12ヶ月)
*ただし上限は個人事業主の場合100万円

ところで、前年同月比がない人の場合、どうなるんでしょうね・・・?
開業したてとか。疑問に思ったので相談窓口に問い合わせてみましたが・・・一向に電話が繋がりませんでした。

持続化給付金の相談窓口は以下の通り

中小企業 金融・給付金相談窓口(0570-783183)

電話が繋がらなくても、具体的な申請方法などは決まり次第きちんと公表されるはずですので、落ち着きましょう。パニックになってなんども電話するとかダメです。

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井手
この記事をアップした数時間後に、
「持続化給付金」の申請ではJグランツを利用いたしません。
という発表がありました。
ただ、他の補助金や給付金についてはJグランツを使用する可能性も否定できないので、個人的には登録を早めにしておくことをおすすめします。登録しておいて、損なことはないと思います。印鑑証明書代はかかりますけど・・・。
https://jgrants.go.jp/
問い合わせても、電話が混みすぎて繋がりません・・・。
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井手
Jグランツ便利なのに、なんで使わないんだろう?と思ったので、中小企業庁に電話取材をしました。
「Jグランツ経由でも申請できるようにする」とのことでした。*ただし、これは2020年4月10日現在の情報です。
https://kazukiyo.jp/?p=480

今のうちにJグランツに登録しておこう

今回の給付金には、応募が殺到すると思われます。ネット申請できるように、Jグランツに登録しておくことをおすすめします。

こちら、持続化給付金ではJグランツを使用しないという発表がありました。(2020年4月9日)
ただ、経済産業省のサイトには「迅速に給付を行うため、電子申請を用いる予定です。」と記載があります。https://www.meti.go.jp/press/2020/04/20200408002/20200408002.html

中小企業庁に電話で取材しました(2020年4月10日)。
Jグランツ経由での申請も可能だそうですが、この情報は今後変更される可能性があります。あくまで2020年4月10日現在の情報です。

今、私はサラッと書きましたが、Jグランツを知らない人の方が多いかと思います。
印鑑証明をとったりとか、ちょっと手間のかかる登録なので早めにしておくことをおすすめしますよ。
https://jgrants.go.jp/

フリーランスでも開業届はちゃんと出そう

どうせ税金納めるほど稼がないんだし、といって、開業届を出さない人がいます。ちゃんと出してください!
もし、開業届を出さないなら、あなたが商売していることを国が把握する手段がありませんよ。
こういった非常事態に何らかの補償を求めるのであれば、きちんと開業届を出すことを推奨します。
開業届は難しい書類ではありませんので、ホームページを見ながら自分で書くことは可能かと思います。